仕事を辞めたい時は成長チャンス！ 自分らしいキャリアを築くには？

きっと誰しも一度は、仕事を辞めたいと思ったことがあるでしょう。実は、仕事を辞めたいという気持ちの変化が起きた時こそ、成長のチャンスなのです。この記事では、その理由をお伝えします。

 

辞めたい気持ちは成長の証！

今の仕事を続けて自分は成長できるのか？　もっと別の向いている仕事があるのではないか？　今が最後の転職のチャンスかもしれないのでは？

社会に出たてのころとは違い、同僚や友人の転職話は珍しいことではありません。新人の頃に比べて、今の仕事にも習熟して、それゆえに日々の業務にマンネリを感じている方も少なくないはず。「仕事を辞めたい」という一見ネガティブな感情ですが、色々な経験をしてきたあなただからこそ気づけた、新しい可能性と言えます。

 

辞めたい気持ちの「正体」を知ろう

もし大きな不満がないにも関わらず、仕事を辞めてしまいたい時は、自分がなぜそう思ったのかを客観的に分析してみるのがよいでしょう。あなたがそう思った気持ちの「正体」を突き止めることができれば、その気持ちに向き合うことが、あなたの成長の手助けとなります。しかし一人で考えているだけですと、その正体を見誤ってしまうことも。そうならないためには、家族・友人・同僚などに客観的な意見をもらうことも必要でしょう。

しかし、知り合いへの相談は要注意。実は、客観的な意見を得られない場合があるのです。例えば、同僚であれば、あなたが転職することで職場が寂しくなる。家族なら、あなたが仕事を辞めることによる家計への影響が不安になる。実は相談された側も、あなたの転職の“当事者”になってしまい、客観的な判断ができないことがあるのです。

 

誰に相談すればいい？ 家族・友人への相談に潜む落とし穴

心理カウンセラーの山下エミリさんによると、人は変化が起こることに無意識に恐れを抱く傾向があるとのこと。相手が変わろうとすると自分にも変化が起きるかもしれないと感じ、相手が変わらないように知らず知らず誘導することがありうるのです。

この話、実は筆者にも心当たりがあります。家族が転職を考えていた時に、「自分のやりたいことをやるのが一番だから応援している」と伝えていました。しかし振り返ってみると、そう言いながらも、相手に転職することのデメリットばかりを述べていたのです。応援したい気持ちは本心でしたし、相手が後悔をしないようにと心配をしてデメリットを伝えていたのですが、もしかすると家族が変わることで自分の生活も変わるのではと、無意識に転職することの悪い理由ばかりを並べていたのかもしれません。

 

他人であり専門家だからこそ、役立つ客観的なアドバイスができる

仕事を辞めたい今のあなたを冷静に分析することができるのは、あなた自身でも身近な人でもなく、全くの他人であるかもしれません。その他人がキャリアの専門家であれば、プロならではの視点と知見から、客観的なアドバイスをもらえます。あなたが辞めたいと思った原因が、実は転職せずとも簡単に解決できる可能性もあれば、今の職場で仕事を続けることに、自分が感じていた以上にデメリットがあるという可能性もあります。

様々なケースを知っている専門家に相談することで、辞める辞めないどちらの選択肢を選んだとしても、自信をもって次のステップへの行動を起こせるようになります。

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まとめ

当社が運営する女性専用カウンセリングサービス「ボイスマルシェ」にはキャリアについて相談できる専門家が多数在籍しています。仕事を辞めたいと思った時には、専門家による分析を加えてみませんか。今のあなたの気持ちをプラスに変えることができれば、次の成長につながり、自分らしいキャリアを築く強力な武器となってくれるはずです。

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[記事にご協力いただいた専門家]
・山下エミリさん（コーチ／キャリアコンサルタント(国家資格)）

 

（文：ボイスマルシェ編集部）

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