ペットロスカウンセリングって何をするの？ 内容・効果を専門家に聞いてみた

大切なペットを失った時、悲しみや喪失感が重くのしかかってくる……。このような、ペットを失くした時の状態をペットロスといいます。ペットロスは誰にでも起こりえることですが、つらい状況にあるなら専門家と話すことをお勧めします。専門家とは誰なのか？　実は、ペットロス専門のカウンセラーがいることをご存知でしょうか？　本日は、ペットロス専門のカウンセラーのひとり、川崎恵さんに話を聞きました。

・どんなことが相談できるのだろう？
・カウンセリングの際は、どんな話をすればよいのだろう？

カウンセラーによってカウンセリングの流れは異なるのですが、ペットロスカウンセリングではどういう相談ができるのか、どんな効果が期待できるのか、イメージを知ってもらえたらと思います。

・川崎 恵カウンセラー（ペットロス専門カウンセラー）のプロフィール

 

ペットロスカウンセリングではどういうことをするの？

一言でペットロスと言っても、失くした直後と時間が経過した後では、悲しみの質や後悔、罪悪感の内容が変わってきます。そのため、川崎カウンセラーの場合は、以下のようにカウンセリングを進めていくそうです。こちらは55分コースの電話カウンセリングの例です。

まず、相談者さんが心を傷めている「ペットへの想い」を伺います。お話しいただいた内容から、どういうことに重点を置いてカウンセリングを行うのが今の相談者にベストか、ご本人の希望も確認しながら、カウンセラーから提案をしていきます。例えば、以下のようなイメージです。

• 誰にも伝えられていなかった想いを存分に話し、抱え込んだ心の辛さを解放していく
• 押し潰されそうな喪失感を癒し、心を楽にしていく
• ペットに対して抱いている後悔や罪悪感にスポットを当て、ご自身を責めすぎていないか一緒に考え、罪の意識を解いていく
• 現状から1歩進もうとしているのに上手に進めない原因を一緒に考え、解決していく

カウンセリングの終盤には、ペットロスカウンセラーとしての視点から、相談者さんの今のお悩みを解消するためのアドバイスをお伝えします。そして、これからペットロスが回復へと向かう過程で今後向き合うことになるであろう、未来の悩みや感情についての対処法やアドバイスもお伝えし、終了となります。

上記は一つの例です。もちろん、１対１のカウンセリングですので、相談者さんの状況やご要望、カウンセリングの時間に応じて柔軟に対応しています。例えば、私自身もペットロス経験者なので、相談者さんのお悩みによっては、経験者としての視点からの話やアドバイスをすることも。相談者さんがペットロスの傷を癒すために必要なことは何かを常に考えながら、気持ちに寄り添うセッションを行っています。

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ペットロスカウンセリングを受けると期待できる効果

川崎カウンセラーの場合は、カウンセリングが終わったあと、「誰にも言えない話を聴いてもらい、心が落ち着いた」「押し潰されそうな喪失感から解放された」「ペットロスの捉え方が変わりました」といった感想をくださる方が多いようです。

他にも、実際にボイスマルシェで川崎さんのカウンセリングを受けた方からは、以下のような感想が寄せられています。

・「思いがほとばしるままに話しても、とにかくひたすら向き合って聞いて下さいました。良くある慰めの言葉でどうこうではなく、この思いを真っ直ぐに受け入れてもらえたという安心感がありました」―ユウコさん（50代）

・「泣きたい時は、泣きたいだけ泣いて良いんです。とおっしゃっていただいて『あ、私はおかしくないんだ、泣いても良いんだ』とわかり、気持ちが楽になりました」―りえさん（40代）

・「喪失感とどのように向き合ったら良いかのアドバイスをいただき、一歩前に進めたように思いました」―とってさんさん（50代）

・「何度かカウンセリングを受けて、今やっと愛犬の死を受け入れ、悲しみや楽しかった日々全てが大切に思えるようになりました」―りささん（30代）

※ボイスマルシェの体験談より抜粋（ 川崎さんのカウンセリング体験談一覧はこちら ）
個人の感想であり、すべての方が同じ効果を感じるとは限りません。

 

ペットロスの苦しみは周囲に理解されにくく、時間の経過と共に家族や親しい友達から孤立し、孤独感に苛まれる傾向にあります。そのような中でペットロスの専門家は、どんな時も寄り添い、繊細な心の動きに的確なアドバイスすることを心がけています。カウンセリングを受けることで、ペットロスの回復まで向かう道のりを最後まで諦めずに、安心感をもって進む事ができる効果が期待できます。

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ペットロスカウンセリングはどういう時に利用したらいい？

川崎カウンセラーの場合は、下記のような状況になった時に、カウンセリングを受けることをおすすめしているそうです。

• ペットを失った悲しみについて、素直に話せる人が周囲にいない時
• 悲しみ、後悔、罪悪感、喪失感に押し潰されそうな時
• ペットの死のことで、自分自身や誰かに「怒り」を感じている時
• ペットロスを克服したいけど、うまくいかない時
• 心身ともに今までどおりにいかず、病気になったのではないかと不安になった時
• ペットロス後に、新しいペットを迎える時
• ペットの余命が宣告された後、不安や恐怖、絶望との向き合い方が分からない時。また残された時間の過ごし方が分からない時
• 災害や不慮の事故でペットと生き別れになり、不安に押し潰されそうな時
• ずっと昔に失ったペットのことを思い出し、後悔や罪悪感に胸が締め付けられるとき

ペットは単なるペットではなく、我が子であり同志であり、ご自身の一部でもある存在です。その最愛の存在を亡くした時、または失いそうになった時、心に受ける衝撃は想像を遥かに超えたものです。「自分が落ち込みすぎているだけではないか」と考えてしまう方も多いのですが、ペットロスに際し、そう感じることは決して特殊なことではありません。どうか気軽に専門家を頼って下さい。

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ペットロスカウンセリングは、どこで受けることができる？ 料金は？

お住まいの地域で、「ペットロスカウンセリング」ができるカウンセラーをホームページなどからご自身で探すのもいいでしょう。「ペットロスカウンセラー」として活動されている方もいます。そのカウンセラーの実績や利用者のクチコミなども必ずご参考にしてください。料金はカウンセラーによって、幅があります。

当社が運営する電話カウンセリングサービス『ボイスマルシェ』では、カウンセリングは電話で行うので日本全国どこからでも、あなたが安心できる場所から、受けることができます。営業時間は、朝8時～深夜3時まで。カウンセラーのスケジュールが合えば、当日予約も可能ですので、あなたのライフスタイルに合わせて予約、カウンセリングを受けられます。料金は、お試し25分コース3,000円から。通話料は無料です。

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まとめ

ペットロスの回復を目指すために頼れそうな、ペットロスカウンセリング。カウンセリングの様子をイメージできたら幸いです。ボイスマルシェでもご予約をお待ちしています。

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（文：ボイスマルシェ編集部）

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